conbe-Ⅰ

ロボット市場の拡大に伴いロボットの活躍する場が飛躍的に増大しており、産業用ロボットだけでなくサービスロボットの開発が行われています。サービスロボットには、業務用・医療用・家庭用といったロボットが挙げられ、知的行動の高度化や器用さの開発、ユーザの親和性が求められています。

 

そこで本研究ではユーザの親和性に着目しました。ユーザの親和性を実現させるためにロボットに求められる機能は、ユーザを飽きさせない、ユーザが親近感を抱く、ユーザに癒しを与えるといったものが挙げられます。本研究では、実生活においてこれらの事柄を満たす「犬」や「猫」といった動物に注目し、ロボットに動物の「意識・行動・表情」を与えることが出来れば、ユーザの親和性を実現できるのではないかと考えました。

 

conbe-Ⅰの実際の動きの様子を以下の動画からご覧になれます。予め好きなものと設定されている緑のボールの接近ではロボットは喜び、アームでボールを掴みに行きますが、予め嫌いなものと設定されている青のボールの接近ではロボットは嫌がり、アームはボールから逃げようとします。.

 

昨年度参加したトマトロボット競技会第2回大会では、見事優勝致しました。そちらの大会の様子を以下の動画からご覧になれます。